災害時の周産期リスクマネジメントを強化する為のモデルマニュアル作成の為の研究を行った。平成24年度は、東日本大震災で被災した病院(産科管理者と産科スタッフ)と災害時の産科医療に詳しい方々への調査を行った。平成25年度は東日本大震災当時、妊産褥婦であった方々に当時の行動と思いについてインタビュー調査を行った。平成26年度は、周産期リスクマネジメントに関する文献や資料を入手した。 管理者もスタッフも看護師としての使命感でケアを行っていた。また産科でケアを受けた産婦や褥婦はそのケアに感謝していたが、平時とは異なる状況で辛い体験もあった。災害時の妊産褥婦には特別な配慮が必要であることが明確となった。
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