研究課題/領域番号 |
24593245
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研究機関 | 日本赤十字豊田看護大学 |
研究代表者 |
中村 裕美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (60381464)
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研究分担者 |
白鳥 孝子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (90331389)
梅下 浩司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60252649)
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キーワード | 手術看護 / 看護倫理 / 急性期看護 |
研究概要 |
先行研究より、手術室看護師の患者擁護実践を表す実践内容を抽出し、分担研究者とともに内容の検討を行った。先行研究のみでは、患者安全行動に関する実践の抽出が不可能であったことから、海外文献の検討を行った。しかし、欧米では日本における「術前訪問」に相当する実践が外来にシフトしていることから、海外文献を術前訪問の概念に含めることが困難となった。そこで、フォーカスグループインタビューによる実践項目の抽出を行う方針となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
昨年度は、産休育休・長期病欠による担当領域教員の欠員が2名有り、欠員分の業務をカバーするために業務量が予想より超過し、研究遂行が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
文献と合わせて、フォーカスグループインタビューによる調査項目の抽出とを行い、患者用語実践のアイテムプールを作成する。アイテムプール作成後、研究分担者と内容妥当性を検討し、手術室認定看護師および手術室看護師を対象にした質問紙調査を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究計画では、文献から抽出した看護実践項目を調査項目として用いる予定であったが、患者安全行動に関する実践項目の不足が指摘され、この項目の抽出のためにフォーカスグループインタビュー法を追加することになった。 手術看護認定看護師5名を対象にフォーカスグループインタビュー法を追加する。そのため、研究対象者への謝礼、交通費が必要である。また、インタビューデータの逐語録作成の費用が必要である。
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