| 研究課題/領域番号 |
24593249
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| 研究機関 | 聖路加国際大学 |
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研究代表者 |
佐居 由美 聖路加国際大学, 看護学部, 准教授 (10297070)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | 安楽 / comfort / 理論化 / 看護実践 |
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| 研究実績の概要 |
本研究は、看護師による患者への安楽な看護ケアの実践の促進、および看護学の理論的基盤の確立への寄与を意図し、看護実践における「安楽」を理論化し検証することを目的としている。「看護実践における安楽」をグラウンディッド･セオリーアプローチにて理論化し、質的および量的研究手法を用いたミックスメソッド(Mixed methods designs)によって理論を検証する。その後、理論を修正し、「看護実践における安楽」の理論構築を行う。
平成26年度は、研究１［看護実践における安楽の理論化（帰納的理論生成）］に関して、先行研究である「安楽なケアの類型（<Relieving discomfort>、[Unobtrusively preventing distress] 、<Preventing potential distress as much as possible>、Respiratory discomfort）」の理論化作業をおよび、研究２[看護実践における安楽の理論の検証（演繹的理論検証）]において検証手法としているミックスメソッド(Mixed methods designs)についての検討をふまえ、研究2-1である[理論検証のための量的研究]作業を引き続き実施した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成26年度は、研究２[看護実践における安楽の理論の検証（演繹的理論検証）]における、研究2-1である[理論検証のための量的研究]の実施を予定していた。これらの課題は現在進行中であり計画より「遅れている」状況である。その理由としては、質問紙作成を含む研究活動全般に時間を要していることが挙げられる。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後も、「看護実践における安楽」の理論化にむけ、研究を実施する。 [研究１：帰納的理論生成]の結果をふまえた量的および質的研究手法を用いたミックスメソッドによる研究手法(Mixed methods designs)にて行う。具体的には、看護師を対象とする質問紙調査を用いた定量的検証（研究２-１）、および、ケアの受け手である患者を対象とした参加観察法・インタビュー法による定性的検証（研究２-２）による検証を行う[研究２：演繹的検証]。研究２における検証結果をふまえ、理論の修正を行う予定である［研究３：理論の修正]。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究活動が遅延しているため、次年度使用額が生じた。
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| 次年度使用額の使用計画 |
平成27年度は、本研究課題を達成するために、引き続き研究を継続する。
当該助成金は、研究計画のためのデータ収集委託費、データ収集費用（調査員の謝金･調査協力謝礼）、データ集計費用、研究依頼等に使用する依頼書･封筒の印刷費用、成果の公表のための学会出張旅費および投稿費（海外学術雑誌）、データ整理のための謝金・会議費用・コピー代・文献複写代金として研究費を使用する計画である。
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