研究成果の概要 |
ティーチングスタイルとは、内容や状況に関係なく常にそれぞれの教師によって示される特徴のことをいう。それを測定できる尺度「PALS」は欧米で幅広く使用されているものの日本語では利用ができない。そこで本研究の目的は、PALSを基盤に日本語でティーチングスタイルを測定できる尺度開発とした。厳格な翻訳プロセス後、全国の看護学教育者のうち同意が得られた1,111人のデータを分析し、妥当性ならびに信頼性を検証の後、Teaching Style Assessment Scale (TSAS) が30項目の新尺度として開発された。そして自己評価や研究目的の用途として日本語と英語の両方で利用が出来るようにした。
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