研究課題/領域番号 |
24593271
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研究機関 | 関西国際大学 |
研究代表者 |
山口 有美 関西国際大学, 保健医療学部, 准教授 (20554223)
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研究分担者 |
中田 涼子 神戸常盤大学, 保健科学部, 講師 (80554229)
山口 晴久 富山大学, 学内共同利用施設等, 教授 (20220270) [辞退]
神宮寺 陽子 関西国際大学, 保健医療学部, 助教 (10712739)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 基礎教育 / VDT視読 |
研究実績の概要 |
文字(テキスト)による技術知識の理解に関して,学習のためのプロンプト(=太字化,○つけなどの学習認知を促進する手がかり刺激)が学習者の学習効果に対してどのような影響を与えるかについて実験的に検証した。内容は、大学生、高校1年生、中学1年生を対象に技術知識を用いた宣言的知識と手続き的知識の理解において,ペーパーベースの学習とディスプレイベースの学習で,プロンプトがどのように学習効果に影響するかを比較した、結果,ペーパーベースの学習では,太字化,線引きなどのプロンプトはある程度有効であること,ディスプレイベースの学習では,マウスでのプロンプト付加作業は,マウス操作に心的エネルギーを必要とするため学習に負の効果があることが検証された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究遂行にあたり、得られた研究成果を公表してきたが当初の予定より遅れている。 研究成果を分析していく過程で研究成果をより精微なものにするために補足的実験とその検証をする必要性が出てきたからである。
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今後の研究の推進方策 |
現在までの研究成果を精微名物とするための補足的な実験を行う。その補足的な実験結果を加えてより精微名研究成果を学会発表や論文投稿を行い広く公表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究成果を分析し公表していく過程の中でより精微な研究成果を導き出すために補足的な実験を行う必要があると判断した。補足的な実験を行いその結果を加えてより精微な研究成果を得るため
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次年度使用額の使用計画 |
補足的な実験としてiPad上のプロンクト付加実験を行い、その結果と現在までの研究成果をまとめて学会発表と論文投稿をおこない広く公表する。
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