病院の情報化により病院看護師は、患者情報の記載や参照を電子カルテ上で行うようになった。その結果、病院看護師のVDT作業時間が増加した。 コンピュータ・携帯情報端末・紙媒体で視読実験した結果、文字サイズは、大きすぎず小さすぎないことや情報量は多すぎないことがわかった。また太字やアンダーライン等のプロンプト付加が、記憶促進に有効だった。しかし、マウス等を使ってプロンプトを付加する行為が、心理面への負担につながることも示唆された。労働衛生管理の観点からVDT作業を効率を上げるタイピングスキル技術の習熟実験の結果,短時間のトレーニングと短時間の休憩を繰り返すトレーニングが有効だった。
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