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2012 年度 実施状況報告書

複合的人道危機から逃れた難民を受け入れたことによって生じたケニア女性の健康問題

研究課題

研究課題/領域番号 24593277
研究種目

基盤研究(C)

研究機関聖マリア学院大学

研究代表者

秦野 環  聖マリア学院大学, 看護学部, 准教授 (00352352)

研究分担者 文珠 紀久野  山梨県立大学, 看護学部, 教授 (70191070)
宮林 郁子  福岡大学, 医学部, 教授 (40294334)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード複合的人道危機
研究概要

研究第1年度であった平成24年度は、インターネットなどを通じて現地の情報収集を行い、それを基に、研究調査対象地域であるケニア共和国東北州ガリッサ県を訪問し、平成22年度に発生した旱魃による被災状況、またその被災による人々の健康被害状況を把握することが目的であった。
当該研究対象地域は、元来、隣国ソマリアとの国境近くであり治安の悪化が懸念されていた場所である。加えてケニア側が国境付近のソマリアの武力集団に対し軍隊を派遣したこと、2007年に国内大暴動を引き起こした大統領選挙後、初の大統領選挙が行われたこと、などから研究対象地域の治安悪化が進み、常駐の人道援助でさえ一次退去せざるを得ない状況であったことなどから、研究対象地域訪問延期を余儀なくされた。
よって、第1年度に計画していた現地状況の把握には至らず、2年度目(平成25年度)に持ち越しとなった。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

インターネットなどでの情報収集などは可能であったが、大きな目的のひとつである現地調査がまったく行えなかったことが、遅延の最大の要因である。
ケニア共和国は、隣国ソマリアとの緊張が続いていたこと、加えて、平成23年10月にケニア軍がイスラム過激派組織「アル・シャハーブ」掃討のためにソマリアへ進攻して以来、ケニア国内での爆弾テロ事件の勃発、特に研究対象地域である北東部州ガリッサ県においては、平成24年7月1日にガリッサ市内のカトリック教会が武装集団に襲撃され多くの死傷者が出たことなどから、外務省から「渡航の是非検討」、「渡航の延期」が出されていたために、渡航を見送ることとし、現地調査を行うことができなかった。

今後の研究の推進方策

研究第1年度(平成24年度)のケニア共和国訪問が実現しなかったため、今年度(平成25年度)の訪問実現に向けて全力を尽くす。在ケニア日本大使館や訪問予定機関を通じて、現地情報収集と予定訪問受け入れ機関との綿密な調整を図り、今年度11月を目途にケニア共和国、研究調査対象地域を訪問する。
11月の訪問を基に、平成21年度から23年度に行った調査研究(科学研究費補助金 基盤研究 ( C ), 性的暴力被害者へのメッセージの構築 - 紛争からの心身の復興を目指して)の対象地域(リフトバレー州ナクル市)で研究活動を通じて女性たちの自助活動に結びついた女性グループを再度訪問し、本研究対象地域の女性たちへの自助グループ適応の可能性について検討する。

次年度の研究費の使用計画

研究第1年度(平成24年度)にケニア共和国に渡航できなかったために、旅費として計上していた予算部分が繰り越されることとなる。これを活用し、今年度(平成25年度)には、可能な限り2回の渡航を計画している。

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公開日: 2014-07-24  

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