研究課題/領域番号 |
24593305
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
古賀 明美 佐賀大学, 医学部, 教授 (00336140)
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研究分担者 |
大田 明英 佐賀大学, 医学部, 教授 (40128129) [辞退]
赤木 京子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (20423981) [辞退]
浅田 有希 佐賀大学, 医学部, 助教 (70715771)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 持続血糖モニタリング / 生活の質 / 糖尿病患者 |
研究実績の概要 |
【研究の目的】持続血糖測定(CGM)による治療介入が糖尿病患者の身体活動とQOLにおよぼす影響を明らかにする。 【研究の方法】対象者はインスリンを使用している糖尿病患者19名(CGM使用群:11名、未使用群8名)で、CGM使用前(ベースライン)と6ヶ月後に、活動量、QOL(質的・量的)、糖尿病関連要因の調査を行った。 【結果】 1)属性:CGM使用群の平均年齢は48.9±13.4歳、男性2名、女性9名、未使用群の平均年齢は58.8±11.9歳、男性1名、女性7名であった。両群に有意な差はなかった。 2)持続血糖測定(CGM)による治療介入による変化:CGM使用群11名のうち6カ月後の調査を完了したのは6名であった。6名のベースラインの歩数は7592±2186歩であったのに対し6ヶ月後は8530±2248歩へ有意に増えていた(p=0.023)。一方、CGM未使用群8名のうち6カ月後の調査を完了したのは5名であった。5名のベースラインの歩数は4988±1463歩であったのに対し6ヶ月後は5597±1998歩へ増えていたが有意な差はなかった(p=0.48)。両群ともに、包括的な健康関連のSF-8、治療に対する満足度得尺度のDTSQ、SEIQOL Indexにおいても有意な差がなかった。
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