研究課題
基盤研究(C)
本研究は、糖尿病患者に対する、教育入院中から退院後へと継続した自己管理支援を遠隔看護によって実施することで、個別の生活状況に合わせた自己管理方法の獲得を目指すものである。患者は、タブレット型端末を使用し、「糖尿病自己管理支援システム」に日々の自己管理データを入力したり、食事写真を撮影する。看護師から、1週間に1回のアドバイスを受ける。3ヵ月間の遠隔看護を実践した結果、HbAc1の改善には至らなかったが、糖尿病自己管理行動得点が上昇し、糖尿病問題領域質問表得点が低下したことから生活改善を見直す機会となった。
看護学