研究課題
基盤研究(C)
本研究では、セカンドオピニオンを受けた女性乳がん患者の初期治療決意過程を明らかにした。結果、乳がんと診断後、死と乳房喪失の脅威に向き合いながら、医師や治療法に対する疑念を払拭できず、拡散していく疑念に押しつぶされそうになっていた。そこから脱却するためにセカンドオピニオンを決意しセカンドオピニオンを受けていた。さらにセカンドオピニオン後は、疑念が確信に変わり信頼できる医療者の力で混迷から脱却していく過程であった。
看護学