| 研究課題/領域番号 |
24593339
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| 研究機関 | 関東学院大学 |
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研究代表者 |
森本 悦子 関東学院大学, 看護学部, 准教授 (60305670)
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| 研究分担者 |
井上 菜穂美 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (00454306) [辞退]
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
山田 みつぎ 千葉県がんセンター(研究所), その他部局等, その他 (80623389)
小山 裕子 関東学院大学, 看護学部, 助手 (50737509)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | 看護学 / がん看護学 / 外来化学療法看護 / セルフケア |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、内服抗がん剤治療を受ける患者のセルフケア能力を最大限に発揮し、副作用症状出現の予防と日常生活の維持を目指す外来看護援助プログラムを開発することである。平成26年度の計画は、前年度から引き続き内服抗がん剤治療を受ける患者の実態を明らかにするための面接調査を継続した。結果、首都圏と中部圏のがん専門病院の外来に通院する計8名の患者の治療開始後および3ヶ月後の2地点での面接調査を行い、生じている副作用症状や日常生活上の困難等を明らかにした。8名全員が緩和目的の治療であったため、本研究の目指す外来での外来援助プログラムにおいては、内服抗がん剤を用いる対象患者の病状およびその特徴を加味した内容とその検討が必要と考えられた。そのため得られた調査データを、心理社会的側面からも更に詳細な分析が必要であると考える。
これら面接調査結果をまとめる段階において、がん看護実践者およびがん看護研究者に依頼し、分析の過程や方向性について意見を収集し、結果の妥当性の確保に努めるとともに、今後の研究の方向性についての助言を得ることができた。
さらに内服抗がん剤治療を受ける患者に行われている援助内容について、国内外の知見を収集し分析を行った。
また本研究課題の2年間に実施した研究成果を原著論文2編にまとめ、公表した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
前年度の進捗の遅れを受け、当初の実施計画よりやや遅れている結果となっている。
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| 今後の研究の推進方策 |
今年度得られた調査結果を国際および国内のがん看護分野の学会に発表し、関連する専門家からのピアレビューを広く受けることで、研究目的である援助プログラム作成に向けての根幹を固める。並行して、国内外の関連文献等からの情報を収集、分析を行い、プログラムの試案を作成し、国内のがん看護専門看護師（実践者）および研究者にスーパーバイズを受け、内容や方法の精度を高める。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究成果発表のために計上した海外出張費が未使用であったため予算残額が生じた。
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| 次年度使用額の使用計画 |
2015年7月にカナダで開催される国際学会に、研究成果発表および最新の知見を得るための旅費として支出する計画である。
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