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2012 年度 実施状況報告書

未成年の子どもを持つ母親の病いと共に生きるプロセスに関する領域密着型理論の構築

研究課題

研究課題/領域番号 24593364
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岡山大学

研究代表者

近藤 真紀子(前田真紀子)  岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (70243516)

研究分担者 秋元 典子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (90290478)
黒田 久美子  千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (20241979)
齋藤 信也  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (10335599)
大浦 まり子  岡山大学, 保健学研究科, 助教 (40321260)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード慢性期看護 / 家族看護 / 母子関係 / 理論構築
研究概要

本研究の目的は,未成年の子どもを持つ壮年期の母親の病いと共に生きるプロセスを詳述する領域密着型理論を構築することであり、特に、母親の有する病いの特性および子どもの発達段階による,母親の体験の違いを説明できることを目指す。
領域密着型理論の構築を目指す本研究では、ストラウス&コービンのグラウンデッド・セオリー・アプローチの手法を改変し、以下の4段階の過程で行う。1段階は,母親の病いの種類別の継続的比較分析、2段階は子どもの発達段階別の継続的比較分析、3段階は理論原案の生成、4段階は理論的飽和の確認及び理論の洗練である。
本年度は初年度であり、1段階目の母親の病いの種類別の継続比較分析を実施中である。すなわち、倫理委員会への申請と承認・フィールドの確保を終え、現在、研究協力者への半構造化面接調査を実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成24~25年度にかけ、データ収集・分析を行う予定にしている。H24年度は、フィールドの確保が終了し、データ収集を開始している。現在、予定通りにデータ収集が進行しており、研究過程は概ね順調に進行していると判断する。

今後の研究の推進方策

本年度は、2年目に該当することから、前年度に引き続き、研究計画に沿ってデータ収集・分析を継続する。すなわち、前年度に引き続き、研究過程の1段階目(母親の病いの種類別の継続的比較分析)、及び、2段階目(子どもの発達段階別の継続的比較分析)を実施する。
尚、本研究では、母集団が小さいことから、研究参加者のリクルートが難しいと予測される。本年度は、新たなフィールド開拓を行い、研究参加者の確保に努めたいと考えている。

次年度の研究費の使用計画

当初の計画通り、研究遂行上必要となる物品の購入、研究旅費、研究参加者への謝礼、逐語録作成のための謝金等に使用する予定である。逐語録作成のための謝金は、ある程度のデータが集まった時点で依頼するため、平成25年度に計上予定であり、前年度からの繰り越しとなっている。また、研究参加者への謝礼は、物品購入により対応したいと考えている。

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公開日: 2014-07-24  

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