研究課題/領域番号 |
24593364
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
近藤 真紀子 (前田 真紀子) 岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (70243516)
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研究分担者 |
秋元 典子 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (90290478)
黒田 久美子 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (20241979)
齋藤 信也 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (10335599)
大浦 まり子 岡山大学, 保健学研究科, 助教 (40321260)
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キーワード | 慢性期看護 / 家族看護 / 親子関係 / 理論構築 |
研究概要 |
本研究の目的は、未成年の子どもをもつ壮年期の親の病いと共に生きるプロセスを詳述する領域密着型理論を構築することであり、親の有する病いの特徴、および子どもの発達段階による、親の体験のを違い体験の違いを説明できることを目指す。 領域密着型理論の構築を目指す本研究では、ストラウス&コービンのグラウンデッド・セオリー・アプローチの手法を用いる。 本年度は3年間計画の内の2年目に該当する。グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法に基づき、現在、15名の対象者(糖尿病・腎疾患・膠原病など)からデータ収集を行い、同時並行で進む分析を進めている。分析の結果、理論構築に必要な概念や仮説の候補が、複数、抽出されている。引き続き、継続的比較分析の視点に基づき、データ収集・分析を追加し、次年度の最終段階では、理領域密着型理論としての完成度を高めたいと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法に基づき、15名の対象者(糖尿病・腎疾患・膠原病など)からデータ収集を終え、分析を進めている。理論構築に必要な概念や仮説の候補が、既に複数得られており、研究過程は概ね順調に進行していると判断する。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法に従って分析を続ける。分析結果を元に、継続的比較分析に必要な対象者を特定し、追加のデータ収集を行い、理論的飽和を目指す。本年度は最終年度となるため、研究成果の公開の準備も合わせて行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度に国際学会で発表する予定であったが、平成26年度に延期したため。 当初の計画通り、研究遂行上必要となる物品の購入、研究旅費(国際学会)、研究参加者への謝礼、逐語録作成のための業者委託などに使用する。
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