研究課題/領域番号 |
24593369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
井上 尚美 鹿児島大学, 医学部, 講師 (70264463)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 助産学 / 助産師 / 教育プログラム / 離島 |
研究概要 |
本研究は、離島における正常経過を辿る妊産婦に対して自立した援助が行える助産師を養成するための教育プログラムを開発することである。 本年度は、研究の第1段階である「離島における助産師の現状と妊産婦・保健師・医師が助産師に求めるニーズを明らかにすること」を研究目的としていた。 研究実施地域は、鹿児島県保健医療福祉部医療福祉課協力のもと、6島12市町村を選出することができた。そこで、全市町村において研究の目的を説明し、保健師の研究協力依頼並びに地域の助産師・妊産婦・医師の紹介依頼を行った。 調査は、市町村事業と研究者の業務のため、1か所の市町村において保健師3名への聞き取り調査を実施した。その結果、市町村の保健師は「地域の母子保健へのアドバイザーとしての役割」「施設助産師が地域の母子保健担当者と密に連携してくれること」「地域の思春期の性教育に積極的に関わってくれること」「産褥の乳房ケアの相談や対応」を望んでいることが分かった。 本調査期間を平成25年9月までとしているため、今後は他の市町村保健師・妊産婦、助産師、医師への調査を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度は、対象地域選出手続きの遅れから、離島での調査を終えることが出来なかった。その理由は、研究者の業務を優先しすぎており、研究対象地域選出時の鹿児島県保健医療福祉部医療福祉課への協力依頼が遅れ、その後の調査が当初の予定よりも遅れてしまったためである。今年度は、早期に調査日程調整を行い、調査を実施していきたい。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、本年度調査できなかった離島市町村の保健師・妊産婦、助産師、医師への聞き取り調査を行い、結果をまとめ、学会等で報告する。そして、それらの結果を基に助産師へのアンケート調査を実施し、助産師に求められる能力を育成するための教育内容の検討を行う予定である。助産師へのアンケート作成、倫理審査等の期間を要した場合は、次々年度まで期間を延長して調査を実施する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度は、対象地域選出手続きの遅れから、離島での調査を終えることが出来なかったため、本年度は調査を実施できなかった離島の市町村での保健師・妊産婦、助産師、医師への聞き取り調査を続行する。
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