研究課題/領域番号 |
24593416
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研究機関 | 梅花女子大学 |
研究代表者 |
斉藤 早苗 梅花女子大学, 看護学部, 教授 (40269858)
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研究分担者 |
カルデナス 暁東 大阪医科大学, 看護学部, 講師 (80434926)
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キーワード | 中国 / 女性留学生 / セクシュアル/リプロダクティブヘルス / QOL / 健康 / 看護 / 国際 / 性 |
研究概要 |
本研究の目的は、在日中国人女性留学生の性の健康維持・増進をもたらす看護支援方法を開発することである。 平成25年度は、梅花女子大学研究倫理審査委員会の承認を得て、在日中国人女性留学生のセクシュアル/リプロダクティブヘルスニーズの実態を把握することを目的に、近畿地区にある国立・公立・私立の大学院・大学および専修学校・準備教育(日本語学校)に在籍している在日中国人女性留学生を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した。 その後、在日中国人女性留学生を対象にインタビュー調査を実施している。インタビュー調査は、平成26年5月末までに終了予定である。 無記名自記式質問紙調査の結果は分析を開始し、その成果の一部を第54回日本母性衛生学会学術集会、第33回日本看護科学学会学術集会にて発表した。 また米国大都市(ワシントン・ニューヨーク)における外国人女性(留学生)のためのセクシュアル/リプロダクティブヘルスへの支援に関する取り組みについて現地視察を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成24年7月以降過激化した尖閣諸島問題によって日中間での情勢が悪化したため、平成24年度に実施する予定であった在日中国人女性留学生を対象とした無記名自記式質問紙調査の開始が遅れ、またその後実施予定であったインタビュー調査もその影響によって遅れている。つまり、研究計画の第一段階の実施が遅れたことによる影響が続いている。しかし、平成25年度は、無記名自記式質問紙も終え、インタビュー調査もほぼ終了段階にあり、研究の第一段階である実態調査を終え、その調査結果の分析が進んでいるところである。平成26年度は実態調査の分析結果や情報収集結果を踏まえ、看護支援方法を開発する計画である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度から、在日中国人女性留学生のセクシュアル/リプロダクティブヘルスニーズの実態把握調査の分析に取りかかっている。平成26年度は分析結果や情報収集結果を踏まえて、在日中国人女性留学生の性の健康維持・増進をもたらす看護支援方法を開発する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成24年7月以降過激化した尖閣諸島問題によって日中間での情勢が悪化したため、本研究の第一段階であった在日中国人女性留学生を対象とした無記名自記式質問紙調査およびインタビュー調査の実施が遅れたため、ヘルスニーズの分析が十分とまで至らなかった。そのため、本年度の研究計画にあった対象に適した支援の内容の教材等の作成ができなかったことによる。 平成25年度の未使用分は、当初の研究計画通り、次年度(平成26年度)とあわせて、在日中国人女性留学生の性の健康維持・増進をもたらすための支援として教材作成等に使用する。また、国内・国外の関連学会へ研究成果報告や情報収集ための旅費等に使用する。
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