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2012 年度 実施状況報告書

発達障害児の養育者に対する保健師および保育士の支援実態と相互役割期待

研究課題

研究課題/領域番号 24593436
研究種目

基盤研究(C)

研究機関浜松医科大学

研究代表者

大塚 敏子  浜松医科大学, 医学部, 准教授 (80515768)

研究分担者 巽 あさみ  浜松医科大学, 医学部, 教授 (90298513)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード発達障害児 / 保健師 / 保育士 / 保護者支援
研究概要

1)文献の検討:発達障害児や養育者への支援、保健師、保育士など発達障害の支援に関わっている職種の役割に関する内外の文献検討を行い、地域における発達障害児や養育者への支援の実態や問題点、保健師・保育士の役割と課題に関する理解を深めた。
2)調査・分析方法の検討:文献検討で得られた示唆を踏まえて本研究の目的に適した調査・分析方法を検討し、看護概念創出法を選定した。また、質的研究では調査時の情報収集技術や分析技術の確保が特に重要であることから、研修会への参加等により調査・分析方法に関する知識・技術の向上を図った。
3)倫理委員会への申請:調査の具体的計画を立案し、応募者の所属機関の倫理委員会に申請し承認を得た(2012年11月)。
4)調査対象市への依頼:倫理委員会承認後、協力市(H市)への依頼を行い、現在、関係各課との打ち合わせ中である。打ち合わせ終了次第、保健師および保育士への半構造化面接によるデータ収集を行う予定。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

調査対象市との調整が遅れているため。市としての了承は得ているが、関係各課との調整に時間がかかっており、予定としていた質的データ収集に至っていないため、「やや遅れている」とした。

今後の研究の推進方策

現在、調査対象市の関係各課との調整中であるが、調整終了次第データ収集対象者への依頼を行う(保健師、保育士各10名、2013年8月~9月を予定)。データを収集しながら分析を進め、保健師および保育士の発達障害児を持つ保護者への支援内容と相互役割期待について明らかにする。また、分析結果を調査協力市および調査対象者の所属する機関(保健センター、保育園)に報告し、結果に関する意見を聴取する。さらに、分析結果をもとに、我が子の発達障害への理解や受容が困難な保護者への支援内容や相互役割期待に関する量的調査の調査項目の検討を行う。

次年度の研究費の使用計画

該当なし

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公開日: 2014-07-24  

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