研究課題
基盤研究(C)
本研究では、養育支援訪問事業における支援選択の指標を明らかにするために、全国1742市区町村の本事業担当部署に対して、自記式質問紙調査票によって本事業のしくみおよび代表的な1事例について回答を求め、さらに、先駆的取組みを行う自治体3カ所に対しインタビュー調査を行った。その結果、支援を必要とする対象者の特徴と支援の内容が明らかとなった。また、支援の実践度と必要度の比較からその乖離を解決し、アウトカムの有効性を増すためには、事業の運営構造と実施プロセスの検討が必要であるという示唆を得た。
在宅看護学