研究課題/領域番号 |
24593468
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
渡邉 知子 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20347199)
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研究分担者 |
中村 令子 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (60227957)
荒木 美千子 帝京科学大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (60249050) [辞退]
藤田 あけみ 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (30347182)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 脳血管障害患者 / 介護者 / 主観的QOL / 回復期リハビリテーション病棟 / 在宅移行 / 生活課題 / 軽度後遺症 |
研究実績の概要 |
本研究は、回復期リハ病棟から在宅移行する患者と介護者の退院時と在宅移行後4~6ヶ月目の主観的QOLの変化と構成する領域を明らかにし、生活の再構築をするための課題と看護介入法の検討を行うことを明らかにすることである。 対象となった患者は男性24名、女性11名、平均年齢63.9歳、退院時の平均FIM得点は119.6点、回復期リハ病棟への平均入院期間は71.0日であった。一方、介護者は、男性9名、女性26名、平均年齢58.5歳で7割が配偶者であった。在宅での調査は退院後、平均154.7日であった。患者の平均SEIQoL-DW index(以下、index)は退院時66.3、在宅移行後71.5、介護者のindexは退院時62.9、在宅移行後67.3と両者ともわずかに上昇した。しかし、患者のindexを校正する5つのキュー(領域)の中の第2キューのレベルは退院時60.7±30.5から在宅移行後77.6±20.5と有意な上昇を認めた(p<.0001)。また、両者に共通して挙げられたキューは「健康」「家族」「趣味」などであり、生活の課題と考えられた。 このため、脳血管障害患者の生活の再構築を促進するためには、これらの領域への看護介入が必要である。
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