研究課題/領域番号 |
24593491
|
研究機関 | 千葉県立保健医療大学 |
研究代表者 |
仲 貴子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (90415498)
|
研究分担者 |
岡 浩一朗 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00318817)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 地域在住高齢者 / 足部障害 / 生活機能障害 / 転倒 |
研究実績の概要 |
平成24年度から26年度に実施した調査の成果を縦断的に分析し以下の知見を得た。 ・地域在住高齢者における足部痛発症率は15.5%/年である一方改善率は98%/年と高率であった。 ・地域在住高齢者における足部痛を伴う生活機能低下(Disabling Foot Pain;以下DFPとする)の発症率は3.5%/年で改善率は88.2%/年であった。 ・我が国のDFP発生率は他国の報告より低水準であった。 ・DFP発生の関連要因は骨粗鬆症、痛風、表在感覚障害、扁平足、転倒関連因子が挙げられ、足部痛発生の関連要因とは異なる要因であることがわかった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成27年度中の研究の遂行が停滞したことにより大幅に遅れている。 平成27年度中に実施予定であった追跡調査(第3次調査)を平成28年度中に実施する計画である。
|
今後の研究の推進方策 |
第1次調査に協力し、追跡調査の実施に承諾した地域在住高齢サンプル1250人を対象に第3次調査として郵送質問紙調査を実施する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
平成27年度中に実施予定の第3次調査(追跡調査)を平成28年度に実施するものとして延期した。
|
次年度使用額の使用計画 |
郵送質問紙調査の実施について、質問紙印刷代、送料、データ入力作業賃として使用する。 加えて、当該研究の成果報告(学会発表、論文投稿)のための旅費、筆耕料、投稿料として支出する。
|