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2014 年度 実施状況報告書

難治性うつ病患者家族への複合家族心理教育の効果~RCTを用いた研究~

研究課題

研究課題/領域番号 24593499
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

香月 富士日  名古屋市立大学, 看護学部, 准教授 (30361893)

研究分担者 竹内 浩  名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20315881)
渡辺 範雄  独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, その他部局等, その他 (20464563)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワード家族心理教育 / うつ病 / グループセラピー / RCT
研究実績の概要

本研究では、RCTの研究デザインを用い、難治性うつ病患者家族への複合家族心理教育を行うことで、それを行わない群と比較して、家族の心理社会的負担が軽減するかどうかを検証することを目的としている。また、家族の負担が軽減することで、患者のうつ病症状、生活の質が改善するかどうかも合わせて検証するものである。
無作為割り付けにて介入群に割り付けられた場合の介入は、4回の家族心理教育セッションから構成されている。
平成24年10月より研究対象者のリクルートを開始し、現在(平成27年4月)のところ38例(目標症例数60例)に介入済みである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究の目標症例数は60例であり、現在(平成27年4月)のところ38例(目標症例数60例)に介入済みである。そのため、当初の研究計画より遅れていると考えられる。
理由としては、患者と家族の双方に研究計画の同意をいただくことが難しいことと、家族も仕事を持っていたり、子育てがあったりでなかなか家族教室に継続して参加していただくことが難しい。

今後の研究の推進方策

昨年から、研究フィールドを大学病院だけに限定せずに、近隣の精神科病院などに協力をいただいて、リクルートを行っている。また、今年度からは、新たに2施設の病院を研究フィールドにできることになったため、今年度中に残りの症例数は確保できる予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究のリクルートがやや遅れていることもあり、若干使用額が予定より少なくなっている。

次年度使用額の使用計画

今年度は、他県でも研究がおこなわれるため、旅費等にかかる金額が増えることが予想されるので、繰り越した分は有効に使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Multifamily psychoeducation for major depressive disorder lasting more than one year: study protocol for a randomized controlled trial2014

    • 著者名/発表者名
      Katsui F, Takeuchi H, Watanabe N, Shiraishi N, Maeda T,Kubota Y, Suzuki M, Yamada A and Akechi A
    • 雑誌名

      Trials

      巻: 15 ページ: 320

    • DOI

      10.1186/1745-6215-15-320.

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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