研究課題/領域番号 |
24593509
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
川田 美和 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (70364049)
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研究分担者 |
野嶋 佐由美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (00172792)
片山 貴文 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60268068)
岡田 俊 名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (80335249)
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キーワード | 発達障害 / 家族 / 成人 / 青年 / 自閉症 / プログラム |
研究概要 |
昨年度実施した調査の分析を行い、分析結果に基づき、現在、修正プログラのム作成を行っているところである。 1.H24年度に実施したアンケート調査ならびにインタビュー調査の結果分析 分析の結果、対象者達が、青年・成人期の高機能広汎性発達障害をもつ人の家族に必要な支援として挙げたのは、【支援機関への橋渡し】、【社会資源に関する情報提供】、【当事者の理解や具体的な対応についてのアドバイス】、【他の家族と交流できる機会の提供】、【ライフサイクルの転換期におけるアドバイス】、【先の見通しがもてる支援】、【家族が主体的になれるようなサポート】であった。 2.修正プログラムの作成 1に基づき、昨年度作成したプログラムの修正を行っている。5名の当事者ならびに10名の家族の協力を得て、映像教材をツールとしたプログラムを作成中である。修正プログラムは、I.発達特性と家族の苦労・苦労に対してできる工夫、II.自分を助けてくる人や場所につながる、III.より良い生活を送るためのコントロールの3部構成とし、3回1クール、5~6名の小集団を対象としたプログラムである。映像教材と家族同士の語り合いを軸とし、参加型のプログラムとすることで、主体性を引き出す工夫を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
H25年度は、修正プログラムの作成を終了する予定であったが、当事者や家族の協力を得て映像教材を作成することとなり、予想以上に時間を要してしまったたため、現在も作成途中である。しかしながら、ほぼ完成しており、概ね順調であるといえる。
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今後の研究の推進方策 |
1.修正プログラムの作成 2.修正プログラムについて介入研究による二次評価を行う 3.最終的なプログラムを提案する
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次年度の研究費の使用計画 |
今年度の主な用途は、昨年度未払いであったテープおこし代金の支払い、ならびに、プログラムツールである映像教材作成のために必要な資料関連の購入、情報収集のための研修費、研究依頼のための旅費、研究会議に関連する旅費であった。 H26年度予算については、主に、映像教材作成費、プログラム教材作成費、介入研究対象者への謝礼、プログラム実施のための会場賃料に使用する予定である。
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