研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、惨事ストレス下で活動するフライトナースの精神の健康状態に影響する因子を明らかにし、影響因子への介入や予防的な心理教育を導入したフライトナースサポートシステムを構築することである。フライトナースを対象としたアンケート調査では、対象者の平均年齢34.7±4.8歳、フライトナースの平均経験年数は3.6±2.7年、1カ月の平均フライト回数は5.3±2.1回であった。出来事インパクト尺度に影響する因子として、フライトの回数の多さ、レジリエンス得点の低さ、夜勤回数の多さが有意に影響していた。そのため、レジリエンスを高める手法を取り入れた、フライトナースサポートシステムを検討した。
精神看護学