研究成果の概要 |
乳幼児精神保健の臨床では乳幼児-養育者の関係性評価が必須である。本研究では、特異的な関係性評価のセットCrowell ProcedureとWorking Model of the Child Interview との妥当性の検討を、精神科外来の連続的な48組の親子サンプルを用いて行った。子どもの月齢12カ月から48ケ月であった。両検査との関係と、それぞれの検査と子どもの問題行動(CBCL),親の育児ストレス尺度(PSI), 子どもの愛着の安定度(ABCL)との関係を分析した。結果、両関係性評価法の妥当性に貢献できるデータが得られた。
|