研究課題/領域番号 |
24601018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 公益財団法人冲中記念成人病研究所 |
研究代表者 |
松丸 祐司 公益財団法人冲中記念成人病研究所, その他部局等, 研究員 (70323300)
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研究分担者 |
盛武 敬 筑波大学, 医学医療系, 講師 (50450432)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 被ばく防護 / 水晶体 / 血管内治療 |
研究概要 |
1. 既存の血管造影装置に後付け可能な軽量小型のX線遮蔽装置の製作 試作したX線遮蔽装置を虎の門病院での血管造影装置に装着できるよう、血管造影装置の機構の解析と計測を行った。またそれに基づきX線遮蔽装置の設計変更と試作を行った。 遮蔽装置の遮蔽板を標的にあわせるための操作を、術者の治療に悪影響をあたえないようするためのインターフェイスを、治療医師とX線技師とX線遮蔽装置制作者で、検討し改良した。 2. 眼球被曝線量の検証 虎の門病院の脳血管内治療での眼球被ばくを引き続き測定し、装置の効果判定のための基礎データを収集した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
関係者の研究会議と虎の門病院での測定および実験により、順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
X線遮蔽装置の改良試作と、血管造影装置への取り付け、およびそれによるファントムを用いた測定を行う。 安全性が確認できた後に、X線遮蔽装置用いた脳血管内治療の被ばく測定を施行し、その効果を判定する。 さらに白内障発症予防の疫学的解析のためのシステムを構築する。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度と同様、研究遂行に必要な消耗品、会議費、謝金等にあてる。
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