研究実績の概要 |
研究最終年度において,これまでに我々が開発したモデルの基底となる原理を研究論文としてまとめ、第28回人工知能学会全国大会や秋草学園短期大学紀要などにおいて発表した。それを基に40th International Computer Music Conference (ICMC) において、インスタレーション展示("’it’s almost a song…’ an audio-visual installation for using three EEG systems and Clarinet," 古川が制作)や音楽作品("Residual Recollection 3",柴山が制作)が発表された。そして2015年4月にはその最終成果作品"Brain Dreams Music"が六本木アートナイトにより多数の聴衆を前に展示公開され好評を博した。音楽情動生成はこれからも我々の中心的な研究課題であり、本研究で得られた成果、知見は2015年度より採択された科学研究費/基盤B(古川が研究代表)において、多数の脳波計の同時計測による、音楽の場の形成という形でこの研究は継続研究される。
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