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2012 年度 実施状況報告書

ネットワークデザイン開発の類型とデザインマネジメント

研究課題

研究課題/領域番号 24603010
研究種目

基盤研究(C)

研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

木谷 庸二  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教 (10299133)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードデザインマネジメント / 製品デザイン開発 / ネットワーク
研究概要

24年度の目的は、自社完結型からネットワーク型に移行した主要な事例を(アウトソーシング型を含め)、大企業同士のネットワークの場合、大企業と中小企業、大企業とフリーランス、フリーランス同士、ユーザーの関与などの場合に区分して、主に電機産業、自動車産業、家具・什器産業を中心に収集すること、及びその類型化であった。関連書籍・資料の収集やインタビューから上記の事例を収集したが、当初予想していたよりも事例収集に時間を要したため、特に電気産業における製品開発プロセスに注視し、そのネットワーク化を先ずは探った。ネットワーク化が行われるタイミングには幾つものタイプがあり、主には、製品開発プロセスの初期段階、中間段階、最終段階の三つに分類でき、それぞれに特徴が見られるが、初期段階からのネットワーク化が製品のアウトプットに影響を与え、イノベーションにも寄与する事が推察された。
このことに関しては、Transition of structure and business area of design organization, and design management for Japanese electronic manufacturersとStrategic Design Management Methods in Major Japanese Electronics CompaniesとしてKEER2012にて報告を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定していた資料の収集及びインタビュー調査に想定以上の時間を要していること、及び本年度取得予定であった資料(調査会社の調査資料)の発刊が延びたことにより、本年度に収集予定であった資料の取得が間に合っていない事による。

今後の研究の推進方策

達成度の理由にも記述したとおり、昨年度収集予定であった資料を充足させる事を優先して進めると同時に、本年度は海外の事例調査が主となるので、当初の研究計画通りにインタビューなどが行えるよう、海外の研究協力者と密に連携を取り研究を推進する。また、昨年度の調査過程でアジアの状況についても比較対象として確認する必要があることが推察されたので、調査対象として追加する事を念頭に、アジアの研究者にも協力を依頼し、円滑に調査が行えるよう準備を行う。

次年度の研究費の使用計画

達成度の理由にも記述したとおり、発刊が遅れている取得予定であった調査会社資料の取得に使用する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Transition of structure and business area of design organization, and design management for Japanese electronic manufacturers2012

    • 著者名/発表者名
      Yoji Kitani、Mikio Fujito、Kazuko Sakamoto、Keiichiro Kawarabayashi
    • 雑誌名

      KEER2012 Proceeding of International Conferene on Kansei Engineering and Emotion Researc

      巻: KEER2012 ページ: 794,798

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Strategic Design Management Methods in Major Japanese Electronics Companies2012

    • 著者名/発表者名
      Keiichiro Kawarabayashi、Mikio Fujito、Kazuko Sakamoto、Yoji Kitani、Mikio Yamashita、Noboru Koyama、Yasufumi Morinaga
    • 雑誌名

      KEER2012 Proceeding of International Conferene on Kansei Engineering and Emotion Researc

      巻: KEER2012 ページ: 818,826

    • 査読あり
  • [学会発表] Design Thinkingに関する研究 -各プロジェクトメンバーの発想方法の違いに着目して-2012

    • 著者名/発表者名
      筒井靖典、藤戸幹雄、木谷庸二、野村昌由、松尾駿一
    • 学会等名
      日本デザイン学会:第59回春季研究発表大会
    • 発表場所
      札幌市立大学
    • 年月日
      20120622-20120624

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公開日: 2014-07-24  

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