屋外広告物は、都市の賑わいづくりに貢献する重要な要素のひとつである。しかし、都市のイメージを損ねる可能性もある。そこで本研究では、屋外広告物に関する調査を行い、以下の知見を得た。1)屋外広告物の合理的な大きさや情報量の基準値を得た。2)屋外広告物と賑わい感並びに好感度との関係性を調査し、賑わい感を損ねずに好感度を増す可能性を見出した。3)日本、韓国、中国における調査の結果、印象評価が屋外広告物誘導に有効であることがわかった。また、専門家を招聘し、屋外広告物誘導の方法を議論した。 以上の成果を報告書としてまとめ、屋外広告物の指導や品質向上に活かすために、行政、専門家、業界関係者に配布した。
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