研究課題
本研究では、効果音や振動などのモダリティを利用した利用者に合わせてカスタマイズ可能な医用画像診断支援ツールの構築に取り組んだ。そのために、医用画像診断支援インタフェースのテストベッドを構築し、(1)効果音による画像特徴の表現手法に関するデータ収集、(2)医用画像から得られた特徴からリアルタイムに生成された効果音が画像診断に与える影響、について評価実験を行い、効果音の聴覚的な心理的効果などについて分析した。また、この実験を通して、画像や音声処理経験のない者にインタビューを行い、非専門家である利用者の意図を正確に把握し、要求に応じた内容を的確に提示するためにカスタマイズできるインタフェースに関して検討を行った。これらの実験成果や実験における問題点とその解決法に関して詳細に考察するために、国内外での国際会議や研究会に参加し、現況のシステムを紹介するとともに、今後の方針に関する議論を行った。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件)
Proceedings of IEEE International Conference on Consumer Electronics - Taiwan (IEEE 2014 ICCE-TW)
巻: 1 ページ: 119 - 120
Proceedings of The 8th International Conference on Complex, Intelligent, and Software Intensive Systems (CISIS2014)
巻: 1 ページ: 637 - 642