研究概要 |
1)台湾成功大学(台南市) 医学部看護学科 黄美智教授と研究打合せを行い,同大学所属の学生に対してのアンケート調査を行うことに対しての最終確認を行った.さらに,中国(中華人民共和国)での同様の調査の可能性について黄美智教授と論議した.現在のところ,このような倫理学的な調査は特に,中国での実施は困難な状況にある. 2)モンゴル健康科学大学歯学部長 ARIUNTUUL Garidkhuu教授の協力を得て,同大学所属の医学部・歯学部学生に対してアンケート調査を行うことの最終確認を行った.アンケート調査票は英文記載のものを叩き台として,加筆・修正の必要の有無について議論した.事前にどの程度の遺伝医学に関する情報提供を講義形式で行うかについて,重ねて検討を行った. 3)ネパールTribhuvan University Teaching HospitalのRohit Pokharel准教授から,同大学医学部学生に対するアンケート調査を大学の許可を得て行った.その結果,70名からのアンケート回答を得ることができた.アンケート内容は直ちに集計・解析を行った. 4)ネパールにおけるアンケート調査結果を,以前に日本で行ったアンケート結果と比較する形で分析・検討し,The American Society of Human Genetics, 63rd Annual Meeting (2013,10.22-26, Boston, U.S.A.)にて発表を行った.
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