| 研究課題/領域番号 |
24611010
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| 研究機関 | 高崎経済大学 |
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研究代表者 |
丸山 奈穂 高崎経済大学, 地域政策学部, 講師 (60612603)
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| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| キーワード | 外国人街 / 観光地化 / 住民のエンパワーメント / 多文化共生 / エスニックマイノリティ |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、地域政策の観点から外国人街の観光地化を捉え、群馬県邑楽郡大泉町のブラジル人街および大阪市生野区の韓国人街の観光地化が日本人住民と外国人住民間の相互理解、雇用促進、外国人のエンパワーメントといった地域的課題の解決につながるかどうかをさぐることにある。
本年度の前半は、大泉町で主にブラジル人住民を対象としたアンケート調査を実施した。アンケートでは、ブラジル人住民と日本人住民間の交流の頻度、ブラジル人住民の日本人住民に対する感情、観光地化のプロセスへの参画度、観光地化による利益および不利益、大泉町を外国人街として売り出すことへの賛否に関して尋ねた。全体として170名程度のブラジル人住民から回答を得ることができた。
本年度の後半には、大阪市生野区で日本人および韓国朝鮮人住民を対象に同様のアンケートを実施し、約150名から回答を得ることができた。また、年間を通して論文を執筆した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
群馬県大泉町でのアンケート調査は終了し、生野区でのアンケート調査を残すのみである。ただ、大阪とは地理的に離れており、アンケート調査の補助員の募集に予想以上に手間取った。ただ、次年度にむけての協力体制を整えることができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
次年度は、生野区住民を対象としたアンケート調査を行う。すでに150名ほどから回答を得ているので、次年度の目標回収数は400枚である。また、今年度に引き続き論文を執筆する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
大阪市生野区におけるアンケート調査がまだ終了していないため
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| 次年度使用額の使用計画 |
大阪市生野区においてのアンケート調査に使用する。用途としては、主に調査補助員への謝金、アンケート参加者への謝礼、アンケート票の印刷費等である。
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