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2014 年度 研究成果報告書

エピジェネティクス解析によるビオチンの摂食抑制機構の解明と糖尿病改善への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 24614009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 統合栄養科学
研究機関新潟県立大学

研究代表者

曽根 英行  新潟県立大学, 人間生活学部, 准教授 (90398511)

連携研究者 神山 伸  新潟県立大学, 人間生活学部, 講師 (70525401)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードビオチン / 摂食抑制 / 視床下部 / アセチルCoAカルボキシラーゼ-2
研究成果の概要

本研究では、ビオチンによる摂食抑制効果と白色脂肪及び視床下部における摂食関連タンパク質遺伝子発現調節機構について検討した。摂食量はビオチンにより有意に抑制されたが、末梢組織由来関連タンパク質の血漿濃度と遺伝子発現量には変化が認められず、ビオチンの作用部位は視床下部と判断された。視床下部では、摂食抑制物質であるマロニルCoAへの変換酵素アセチルCoAカルボキシラーゼ2(ACC2)の遺伝子発現量とACC2をコードするDNA領域ヒストンのビオチニル化頻度が有意に増加した。以上の結果から、ビオチンはヒストンビオチニル化を介しACC2遺伝子発現量を増加することで摂食行動を抑制することが強く示唆された。

自由記述の分野

栄養生理学

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公開日: 2016-06-03  

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