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2014 年度 実施状況報告書

ケア提供者のための死生学教育ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 24616012
研究機関杏林大学

研究代表者

下島 裕美  杏林大学, 保健学部, 准教授 (20306666)

研究分担者 蒲生 忍  杏林大学, 保健学部, 教授 (90122308)
島田 正亮  杏林大学, 医学部, 助教 (80580563)
石川 智  杏林大学, 医学部, 助教 (70580562)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード死生学 / 時間的展望
研究実績の概要

平成26年度は,死にゆく過程を疑似体験する「五色カード法」を広く実施するとともに,ケア提供者のアドバイスをもとにエンディングノートの項目を検討した。更に,一般市民対象の「死を考える教育」を目的とした講演・セミナーを行った。
1.五色カード法の調査:(1)大学生を対象とした五色カード法の実施,(2)中高年を対象とした五色カード法の実施,(3)医療従事者を対象とした五色カード法の実施
2.新しく作成するエンディングノートの項目の検討
3.これらの研究成果を一般社会に還元するために下記の講演を行った:(1)在宅医療ボランティアを対象としたセミナー(6月東京),(2)一般市民を対象としたセミナー(7月東京),(3)一般市民を対象とした講演会(7月東京),(4)大学生を対象とした講演会(10月京都)

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成26年度は五色カード法の調査を進めエンディングノートの項目を検討するとともに,研究成果を一般社会へ還元することを目的としていた。
平成26年度は五色カード法の調査対象者を更に増やし,大学生,中高年,医療従事者から意見を聞くことができた。また,一般市民対象の講演会やセミナーを通じて研究成果を社会に還元することができた。
研究は順調に進捗しているが,海外研究者の招聘スケジュールが合わなかったために研究費を使い切ることができず,研究期間の延長を申請した。
以上より,当初の予定のスケジュールに沿っておおむね順調に研究が進行していると考える。

今後の研究の推進方策

平成27年度の予定は下記の通りである。
1.エンディングノートの作成
2.五色カード法の調査の継続
3.一般市民対象のセミナー・講演会

次年度使用額が生じた理由

海外研究者を招聘予定であったが,スケジュールの都合で招聘することができなかった。

次年度使用額の使用計画

面接調査および学会発表,講演会・セミナーを開催するために使用する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 終末期に向けた思考整理ツールとしてのエンディングノートについて2015

    • 著者名/発表者名
      下島裕美
    • 雑誌名

      杏林大学研究報告

      巻: 32 ページ: 1-7

    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 時間的展望から死について考える2015

    • 著者名/発表者名
      下島裕美・石川智・島田正亮
    • 学会等名
      日本発達心理学会第26回大会
    • 発表場所
      東京大学本郷キャンパス
    • 年月日
      2015-03-20
  • [学会発表] エンディングノートの記入項目と時間的展望2014

    • 著者名/発表者名
      下島裕美
    • 学会等名
      日本パーソナリティ心理学会第23回大会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      2014-10-05

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公開日: 2016-05-27  

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