研究課題/領域番号 |
24617016
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研究機関 | 神田外語大学 |
研究代表者 |
白 ソンス 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (30337745)
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キーワード | 国際プロジェクト / 異文化コミュニケーション / メディアリテラシー教育 / On-Line プロジェクト / アジア / インドネシア / 国際交流 / 映像制作 |
研究概要 |
2013年度には二つのプロジェクトを行なった。 一つ目は、2014年2月6日ー12日実施されたd'CATCHProject 2014である。今年度のd'CATCHプロジェクトでは今までのプロジェクトの内容を発展した形で、"d"CATCH meets Sawara_ Asia to local" のキャッチフレーズのもとに、アジア諸国の学生たちと日本の地方の人々を結ぶものとしてデザインされた。千葉県香取市佐原の商工会のサポートを受けて行なわれた。 各国の学生は『ICON』のテーマで作られた5つのトピック(Fashion, Motif, Subculture, Scenery, Love story)の映像を制作し、その映像とトピックについて、佐原の市民を交えて上映会と討論会を行なった。日本(神田外語大学26 名)、タイ(チュラロンコン大学18名、タイ・ユース・ニュース9名)、中国(伝媒大学24 名)、インドネシア(UPNVYG5 名)合計:82 名であった。 二つ目はV-Pal Project で日本の神田外語大学学生(20名)とインドネシアのUPNVYG(25名)の2国間で行なわれたOn-Line Projectであった。2013年4月ー7月まで実施されたが、その目的は両国の学生たちのメディアリテラシーの向上と相互理解を高めるものであった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
国際理解とメディアリテラシを柱とするプロジェクトを二つの形、すなわち参加型のプロジェクトとオンラインプロジェクトをそれぞれ一回ずつやって、大きな成果を得た。特に参加型プロジェクトの場合本来はアジアの大学間のものだったが、それ以上のものとして日本の市民団体との協力と交流ができた。 また参加型プロジェクトのARCHIVEになるホームページも制作された。 オンラインプロジェクトに関しては、プロジェクト中はメディアとしてYoutube, Facebook,Lineが使われたが、ARCHIVEのHPが制作できた。 しかしながら、アジア諸国のメディア文化情報を集める作業はあまり進んでいない。
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今後の研究の推進方策 |
次の年度は同じく参加型プロジェクトを中国で実施する予定である。その際に、映像制作のプロジェクトを実行するだけではなく、プロジェクトのリフレクションと評価方法を開発するための調査とワークしヨップを計画している。 オンラインプロジェクトはインドネシアとの2回目を予定しており、同じくプロジェクトに対する評価方法の改善のための調査を並行して実施予定である。 またアジア諸国のメディア文化情報を集める作業に関しては、まずインドネシアからはじめ、他にもうタイへの調査研究を予定している。方法としてはタイの全般的なメディア事情の概要とチュラロンコン大学の学生を対象にしたものになる。
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次年度の研究費の使用計画 |
調査研究に使うべき予算が実行されてない。その理由はタイ訪問が時間関係上キャンセルされたためである。 平成26年度のタイ訪問の予算に当てる。
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