研究課題
基盤研究(C)
第1は、住宅手当の不在により、アフォーダビリティが軽視されている日本の実態を、欧州との比較から相対化するために、とくにポスト工業化社会への移行にともなう新しい「社会リスク」に直面している若者、一人親世帯の子供、高齢者に焦点をあてて、究明した。第2は、日本における住宅手当の不在の構造を、欧州と日本の住宅政策の歴史的なプロセスから照射することで相対化した。第3は、日本への住宅手当の導入条件を欧州との比較のもとで検討した。
社会科学A