• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

重粒子線低フルエンスで誘導されるバイスタンダー効果の線質依存性の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24620014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 宇宙生命科学
研究機関独立行政法人放射線医学総合研究所

研究代表者

鈴木 雅雄  独立行政法人放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, 主任研究員 (70281673)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードマイクロビーム / バイスタンダー効果 / 細胞増殖死 / 遺伝子突然変異 / HPRT遺伝子座 / ギャップジャンクション / 細胞間情報伝達機構 / 液性因子
研究成果の概要

二つの異なる経路によって誘導されるバイスタンダー効果の線質依存性を解明するために、重イオン(炭素、ネオン、アルゴン)、X線およびプロトンの各種放射線マイクロビームを用い、公的な細胞バンクより入手したヒト由来正常細胞の細胞死と遺伝子突然変異に対するバイスタンダー効果を明らかにする研究を実施した。得られた成果は以下のようにまとめられる。(1)炭素イオン照射試料ではギャップジャンクションを介した細胞間情報伝達機構によるバイスタンダー効果が観察された。(2)アルゴンイオン照射試料ではマイクロビーム照射試料よりメディウム中に湧出する液性因子によるバイスタンダー効果誘導が照射後24時間で観察された。

自由記述の分野

放射線基礎医学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi