研究課題/領域番号 |
24621004
|
研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
今井 眞 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (40335170)
|
研究分担者 |
山田 尚登 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50166724)
|
キーワード | 神経科学 / 睡眠時感覚応答 / 聴覚障害 / 臭気警報装置 |
研究概要 |
1、安定した刺激提示方法を確立 検査室内にAITを噴霧した場合、空気の対流に影響されて不安定な刺激提示とならざるをえないため、安定的・直接的方法として非磁性体の鼻カニュラを用いた経鼻吸入法を用いた安定した刺激提示方法を確立した。 2、解析法の検討 滋賀医科大学地域精神医療学講座に赴任したR.D.Pascual-Marquiとともに脳波から脳の電流密度や信号の結合性を解析する手法(LORETA)につき検討した。 3、成果の発信と普及 H25年度は学会発表と講演を3回実施した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
脳波検査室での計測を準備する段階において、シールドルーム内に電気的ノイズが混入していることが判明し、その原因特定と解消に手間取っている。解決策として、新しいシールドルームを設置してそこで脳波を記録し、踏み込んだ解析をする法(LORETA)を検討中である。
|
今後の研究の推進方策 |
研究成果の発信、書籍化と普及広報に努める。H26年度は発表学会1-2回、講演会2-3回、滋賀大学・滋賀県立大学と共同しての単行本の出版を計画している。また本研究の成果である報知機は一部の聾学校や宿泊施設に導入される一方で難聴者の家庭への普及は進んでおらず、普及活動を行う。
|
次年度の研究費の使用計画 |
実験における計測回数が当初計画より少なかったため。 設備を整備し、その後に計測試験を計画しているため。
|