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画像検索の高度化を阻害する要因の一つに、検索したい画像集合を適切なキーワードで表現するのが困難であるというインテンションギャップ問題がある。本研究では、インテンションギャップの軽減のため、Web空間に存在するタグ付き画像集合を用いてキーワードが表す概念間の距離を定義し、その性質を調べた。
具体的な成果として、Web空間からタグ付き画像を収集するシステムの開発、それを用いたタグ付き画像データセットの構築、複数の視覚特徴量とタグ情報を統合した概念間距離算出手法の具体化などが挙げられる。これらの成果は、本分野に加え物体認識や画像検索などの応用分野の発展にも資するものと考える。
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