研究課題
挑戦的萌芽研究
昆虫の優れた匂い源探索能力をそのまま利用するために,光遺伝学手法によって開発された,光刺激に対して匂い源探索行動を発現するチャネルロドプシン2遺伝子組換えカイコガ(ChR2カイコガ)を用い,実環境を行動する移動ロボット上のガスセンサで取得した匂い情報を光刺激に変換してChR2カイコガを刺激し,発現した匂い源探索行動で移動ロボットを遠隔制御して匂い源探索を行う装置を開発した.この光を介した昆虫-機械の接続をバイオフォトカプラと呼び,昆虫の感覚―運動系をそのまま利用する手法として提案した.
神経行動学