発達ケアにおける感覚モニタリングと発達原理モデル検証のために35週齢の胎児とそれと同等の早産児の形態を模した胎児・早産児ロボットを開発した。体重・身長は受胎後35週齢をターゲットとして2.5kg、46 cmとした。形状は実際の胎児を参考にして設計し3Dプリンタにより造形した。関節は小型マッキベン型空気圧人工筋により全身の関節が駆動する。これにより子宮内と発達ケア環境を実際に用いられる器具等を用いて定量比較したり、早産児マッサージをモニタリングする事で理学療法士のケア改善に役立てられると考えている。
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