研究課題
世界でもトップクラスと言われる日本の接客サービスの個々の顧客にきめ細かく配慮する心としてのサービスマインドに着目し,キャラクタエージェントとの対話により接客方法についての教育トレーニングを提供するシステムを開発した.日本の航空会社は接客サービスにおいては常に世界のトップクラスに位置づけられている.サービスマインドとは,顧客を幸せにするための技術,または心持ちのことであり,顧客サービスに笑顔は大切であると言われている.本システムは,3Dモデルのキャラクタエージェントを表示し,脳波計測器を用いた表情認識を行い,音声認識・音声合成システム,対話システムにより対話による教育トレーニングをユーザに提供する.被験者を用いた実験により本システムの効果測定を行い,その結果をもとに考察した.
1: 当初の計画以上に進展している
プロトタイプ開発を終え,25年度に行う予定であったその検証も行うことができたため.
今後は本システムのさらなる改良を加えその検証も行っていく.具体的には,インタフェースの問題点を解消していく予定である.システム評価についても目的に沿ったより詳細な評価を行っていきたいと考える.
前年度行った研究を国際会議で発表を行い学会誌への投稿を行っていく.インタフェースの改良のための機器やデジタルデータ,開発費なども使用する予定である.
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
HCI 13, Lecture Notes in Computer Science, Springer
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