研究課題
挑戦的萌芽研究
大型類人猿であるチンパンジーを対象に、情動とその社会的影響を客観的に評価するため、赤外線サーモグラフィで顔表面温度を測定した。様々なビデオ映像をモニターに提示し、これをチンパンジーが見ている際の顔表面温度を測定した。その結果、攻撃的な行動のビデオ映像を見た場合に、特に鼻部において温度低下する傾向が確認された。情動的変化を赤外線サーモグラフィによって客観的に定量化できることが示された。ただし、個体差も大きく存在することも明らかとなった。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Scientific Reports
巻: 3 ページ: 1342
10.1038/srep01342
発達
巻: 132 ページ: 93-101
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/kumasan/