研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題は、DNAの自己会合と酵素反応を組み合わせて構築した自律歩行型のDNAウォーカを利用し、多段階の重合反応を自律的に実行する動的ナノ反応場を実現することを目的とする。初年度には、吸光度測定や蛍光観測、電気泳動実験などにより、適切なDNA配列長や、DNAウォーカの歩行性能を向上させる酵素等についての知見を得た。二年度目は、合成の効率や汎用性を向上させる上で、DNAzymeを用いてより柔軟な反応条件下での動作が可能なことを示した。今後これらの成果を融合し、塩基配列で動作をプログラムできる汎用の動的ナノ反応場の構築を行っていく。
総合領域
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すべて 学会発表 (11件) (うち招待講演 4件) 備考 (1件)
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