研究課題
挑戦的萌芽研究
動物が油を感じるメカニズムに関しては、味覚の油センサーの報告はあるものの、嗅覚による油の受容の研究はこれ迄全く行われていない。申請者は、自然界で動物が効率的に油を摂取するためには、嗅覚を用いた油の匂いの感知が必要であると推測した。本研究では、不飽和長鎖脂肪酸に応答する嗅細胞とセンサー分子に着目し、嗅覚における新規な油センシングの分子機構の解明を目指した。マウスの行動実験から、Caイメージングによる嗅細胞の匂い応答の解析までを行い、油や不飽和長鎖脂肪酸の種類による嗅覚応答の相違を明らかにし。申請者が見出した油センサー細胞で特異的に発現する遺伝子を網羅的に探索し、油の匂いセンサーの機能を解析した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (10件) 図書 (2件) 備考 (1件)
化学と生物
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http://www.naramed-u.ac.jp/~amrc-lab1/