研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒトの脳神経疾患や高次認知機能の解明・理解のためのマカクザルの実験動物化にむけて、発達段階における脳内遺伝子発現プロファイリングを高速シーケンサーにより行った。新生児から2歳までの計8個体の脳試料から12領野に渡るRNAのサンプリングを行い、網羅的発現解析を行った。その結果、同一個体の異なる領野間の遺伝子発現プロファイルのほうが、同一領野の異なる個体のそれよりも類似度が高いことを明らかにした。また、神経回路を基盤としたニューロンレベルでの領野特異性・回路特異性を規定する分子メカニズムの解明を目指して、複数逆行性蛍光トレーサーの注入、および同一領野内の投射の異なるニューロンの識別に成功した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (19件) 図書 (5件) 備考 (2件)
Mol Biol Evol
巻: (in press)
BMC Genomics
巻: 15 ページ: 35
10.1186/1471-2164-15-35
Biol Lett
巻: 9(4) ページ: 20130409
10.1098/rsbl.2013.0409
J. Hum Genet
巻: 58(7) ページ: 446-454
10.1038/jhg.2013.55
PLoS ONE
巻: 7(8) ページ: 921-931
10.1371/journal.pone.0043277
http://cnsi.nins.jp/brain/
https://sites.google.com/site/yasuhirogo/