研究課題
挑戦的萌芽研究
血管壁の強さと関連する硬さ降伏パラメータについて,その関連メカニズムの解明,および生体内と類似環境における両者の関連性を調べた.その結果,硬さ降伏パラメータは,壁内コラーゲン線維の方向がほぼ一致した時の応力ことを示す結果が得られ,より低い応力でコラーゲン線維がまっすぐに伸びて力が負荷され始めれば破裂時応力(強さ)が小さくなるメカニズムが考えられた.またラットの大動脈瘤モデル群と正常群の内圧外径試験により,生理圧範囲でも血管壁の強さと硬さ降伏パラメータに関連が見られ,硬さから強さを予測できる可能性が高まった.
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possible link to rupture mechanism of aortic aneurysms, Journal of Biomechanical Science and Engineering
巻: 8(2) ページ: 104-113
脈管学
巻: 52 ページ: 272-283