研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞膜表面への機能分子の修飾は、細胞の機能制御を通して、細胞治療の治療効果向上に繋がる技術となり得る。中でもPEG脂質と細胞膜の相互作用を利用した細胞膜表面修飾は、細胞の種類を問わず修飾できる点、混和するだけで簡便に修飾できる点で臨床応用への期待が高いが、一方で、修飾効率の向上が課題である。本研究では、超音波照射やシクロデキストリン添加により、細胞培養液中でミセル様集合体を形成するPEG脂質の分散を促進することにより、細胞膜修飾効率の向上に成功した。
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Biological and Pharmaceutical Bulletin
巻: 36(11) ページ: 1731-1738