研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、人工心臓など体内埋め込み型治療機器が長期間にわたって人体に埋め込まれた場合における、「生体内電磁界被曝に関する定量的評価手法の確立」を目的として、体内埋め込み型治療機器が発生する電磁界が生体に与える影響について、生体組織のモデル化,電磁界測定及び分布シミュレーションとその定量的評価に関する検討を実施した.電磁界エネルギの組織への吸収・反射による成分につき動物実験でのデータから予測した.また,電磁界分布については計測に必要となるセンサのスペック,その配置方法を検討した.定量的評価法については動物実験におけるデータから体内植込み型機器の影響について検討した.
生体医工学,流体工学