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2014 年度 研究成果報告書

刺激応答分解型エナメル質接着性ポリロタキサンによる歯科矯正用レジン接着剤の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24650274
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 医用生体工学・生体材料学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

由井 伸彦  東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (70182665)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード歯科材料 / ポリロタキサン / 刺激応答性
研究成果の概要

歯科矯正用接着剤の開発を最終目的として、刺激応答分解型エナメル質接着性ポリロタキサンを設計し、それに基づいて作製したレジン様硬化体の刺激添加前後での力学特性変化を解析した。CD数50、末端にジスルフィド結合を導入した還元応答分解型ポリロタキサンを合成し、これにアクリロイル基およびn-ブチル基を導入した。このポリロタキサンはレジンモノマーである2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)に相溶した。HEMAとの混合物の光重合によってレジン様硬化体を作製した。この硬化体は還元剤添加の前後でビッカース硬度が著しく変化し、刺激応答分解型歯科矯正用接着剤としての応用可能性が高いことが明らかとなった。

自由記述の分野

人間医工学、医用生体工学 生体材料学

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公開日: 2016-06-03  

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