研究課題
挑戦的萌芽研究
加齢に伴う膀胱平滑筋細胞間結合(ギャップ結合)の変化に着目して加齢にともなう排尿障害メカニズムの解明を行った。結果、若年ラットに比べ老齢ラットではギャップ結合蛋白濃度は減少し、膀胱の収縮圧も低下した。膀胱ギャップ結合は、平滑筋細胞の細胞間伝達に重要な役割を果たしていることが示唆された。したがって、ギャップ結合蛋白の減少は、加齢にともなう排尿障害を引き起こす原因の一つと考えられる。
神経泌尿器科