研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、神経が光るトランスジェニックマウス(以下TGマウス)を使い、2光子励起顕微鏡(2PM)による正常な腸壁内神経のin vivo(生体内)イメージングにまず成功した。ついで、この2PMを用いてin vivoイメージングを同様に行い、腸管切離吻合モデルマウスにおける吻合部の損傷腸壁内神経の再生・新生過程を明らかにした。さらに、神経再生・新生過程を制御・促進する因子(低分子化合物:5-HT4受容体刺激薬)を特定し、腸壁内神経の再生が消化管機能・排便機能の改善効果をもたらすであろうことを明らかにした。これまでリハビリテーション分野ではほとんど着手されていない、画期的な研究である。
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